2015年3月22日(日) 詩編95編 真の大牧者


主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。(詩編95:7)

 主なる神は、バビロン捕囚からイスラエルの民を解放されました。故郷に帰還した神の民は、都エルサレムに神殿を再建しました。その歓喜の中で歌われた詩編です。長年にわたる捕囚からの解放、それは、かつてのエジプトの奴隷の家からの解放の再現でした。

 私たちも、イエス・キリストの十字架の贖いによって、罪と汚れに縛られていた奴隷状態から解放され、自由を与えられました。「今日こそ」私たちも、主の日ごとに招かれる主に、自らの罪を悔い、私たちの罪のために死んで復活され、今も生きて働いておられる主を心より賛美し、礼拝しましょう。

 礼拝する者は、「羊」であり、主の牧場で守られ、養われているのです。私たちは、大牧者であられるイエス・キリストの御手のうちにある羊であり、さまざまなこの世の艱難や試練の中にも、この方の下で安らかに憩うことができます。

 主イエスは、言われました。「羊はその声を知っているので、ついて行く」(ヨハ10章4節)と。私たちも、主の日ごとに主イエスの御声を聞き、主イエスの後について行きましょう。