2015年5月30日(土) 使徒4章 天下にこの名のほかはない


「この方こそ、
『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、
隅の親石となった石』
です。ほかのだれによっても救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」「あなたは天と地と海と…すべてのものを造られた方です。」(使徒4:11-12,24)

 私たちは伝道するとき、「天と地と…すべてのものを造られた方」(24節)のことを宣べ伝えます。

 わたしはこのように言います。「デコポンと大間の鮪の造り主は、わたしの罪のために死んでくださったキリストです。生まれる前からキリストは造り主です」と。十字架に死んでくださった方と天地をお造りになった方とを結びつけなければと思っているからです。

 宣教師の目から見ると、日本人は創造の概念が希薄のように思われます。それで罪の意識も弱くなり、救いの必要性も分からなくなるのだと思います。

 「ほかの誰によっても、救いは得られません」(12節)ということも、愛をこめて伝えたいと思っています。相手を愛しているのであれば、その人が救われるために、本当のことを伝えたいものです。

 良き知らせがあります。十字架につけられ、捨てられた「石が隅の親石となった」(詩118編)のです。復活の主が隅の親石です。この主を証ししましょう(33節)。「見たことや聞いたことを話さないではいられない」(20節)からです。