2016年9月12日(月) 歴代下11章 主の言葉に従う道


「『主はこう言われる。上って行くな。あなたたちの兄弟に戦いを挑むな。それぞれ自分の家に帰れ。こうなるように計らったのはわたしだ。』」彼らは主の言葉を聞き、ヤロブアムに向かって行くことなく帰って行った。(歴代下11:4)

 アブサロムの要求をレハブアム王が拒否してしまったために、とうとう十部族は離反してしまいました。それに動揺したレハブアム王は、兵を召集し、その離反した部族をなんとか取り戻そうと戦いを決意しました。

 ところがその途中で神は預言者を通して彼に告げました。「あなたたちの兄弟に戦いを挑むな。それぞれ自分の家に帰れ。こうなるように計らったのはわたしだ」と。それを聞いたレハブアム王は、「ヤロブアムに向かって行くことなく帰って行った」と言われています。

 これは非常に潔い決断です。一旦決断したことをやめるのは、とても難しいことです。特にレハブアム王の場合は、多くの部族を手放すことになるのですから、なおさらのことでしょう。けれども、このときレハブアム王は、主の言葉、主の御心を受け入れたのでした。

 私たちも自分の言葉、自分の願いではなく、主の言葉、主の御心を最優先にしていきたいと思います。そうすれば、主は私たちの道をまっすぐにしてくださいます(箴3章5、6節参照)。