2017年1月23日(月) エフェソ4章 神にかたどって造られた人間の責任


神にかたどって造られた新しい人を身に着け、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません。(エフェソ4:24)

 神は、神にかたどって造られた人間に律法をお与えになりました。神は律法によって、すべての人間に「真理に基づいた正しく清い生活を送る」よう命じておられます。

 しかし、すべての人間は始祖アダムとエバの不従順によって堕落し、律法を行うことができなくなりました。それならば、もはや行うことができない律法を、神が人間に求めておられることは理不尽なこと、不正なことなのでしょうか。そうではありません。

 神にかたどって造られた人間は、律法を正しく行うことのできる能力を与えられていました。神は決して不可能なことを人間に要求なさってはいません。神は最初から無理な要求をなさっているのではないのです。堕落し、律法を行うことができなくなってしまったのは、私たち人間の責任です。

 私たちはまず神の愛を裏切って堕落し、律法を行うことができなくなってしまった自らの罪を自覚したいと思います。そして、私たちの救いは、神の憐れみによって新しく造られる以外にないことを、今一度深く覚えたいと思います。