2017年10月6日(金) ローマ12章 互いに愛する


兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。(ローマ12:10)

 互いに愛し合うことの大切さを私たちは知っています。同時に互いに愛し合うことの難しさもまた私たちは経験しています。

 この世界をつくり、人間を特にご自身のかたちにつくられた主なる神は、私たちを愛してくださいました。主なる神は、人間が罪に堕落した後も、変わらず私たちを愛してくださいました。この変わらない私たちに対する神の愛は、神の愛する独り子、イエス・キリストを十字架につけるという仕方で、私たちにあらわされました。

 キリスト者は、御子イエス・キリストに結びつくことによって、神の愛を受け、互いに愛し合うことに生きていきます。

 神の愛は、人を殺さずに生かします。神の御子、イエス・キリストは、へりくだって十字架にかかってくださいました。キリスト者は、この御子イエス・キリストに結びついて生きていきます。その時、私たちのような者であったとしても互いに愛を持って接し、相手を心から尊敬し、自分より優れた者と思うようにもされます。その人を敬うことで、その人をも生かすことができるようにされます。