2019年1月4日(金) 民数記15章 それでも神の約束は変わらない


あなたたちは、わたしのすべての命令を思い起こして守り、あなたたちの神に属する聖なる者となりなさい。わたしは、あなたたちの神となるために、あなたたちをエジプトの国から導き出したあなたたちの神、主である。わたしはあなたたちの神、主である。(民数記15:40-41)

 イスラエルの民は、神に背いたため、約束の地カナンに入ることができなくなりました。彼らは40年間、罪を負わなければなりません(14章34節)。しかし、15章で、神は献げ物に関するさまざまな規則を民に命じています。その目的は、イスラエルの民に罪の悔い改めと神への服従を教え、彼らを再び約束の地に導くためでした。

 特に、22節以下では、贖罪の献げ物について記されています。神は聖なる方ですから、罪が赦されるためには、罪の贖いがなされなければなりません。神はそれをイスラエルに教え、主の民としての信仰を成長させようとされました。

 「わたしはあなたたちの神、主である」という言葉が二度繰り返されて、15章は締めくくられます。神は、イスラエルがどれほど罪を犯し、神に背いても、ご自分がイスラエルの神、主であるとの約束に忠実なお方です。

 この約束を守るために、神は御子イエス・キリストを罪の贖いのための献げ物として世に遣わし、私たちの罪を完全に贖ってくださいました。神の約束はとこしえに変わりません。