2008年5月4日(日)神の国と子供たち(マルコ10:14-15)

おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。

「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」(マルコ10:14-15)

これはイエス・キリストが弟子たちにおっしゃった言葉です。
子供たちにも是非とも祝福を、と願うのは親の気持ちです。ところがそれを見ていた弟子たちは、子供たちまでもがイエス・キリストのもとへとやってくるのを見て憤ったのでした。それは、ただでさえ忙しいキリストのことを思ってのことだったのでしょう。
しかし、キリストは小さな子供たちをも喜んで受け入れてくださったばかりか、神の国はこのような者たちのものだとおっしゃるのです。

いったいキリストは子供たちのどんな点を指して、「子供のように神の国を受け入れる人でなければ」とおっしゃるのでしょうか。未熟さでしょうか。単純さでしょうか。あるいは純粋さでしょうか。
少なくとも小さな子供たちは親に対して絶対的な信頼を寄せています。そのように神を父親のように信頼してより頼むことをキリストはわたしたちに願っていらっしゃるのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの恵みが豊かにありますように。