2008年6月15日(日)赦しと愛(ルカ7:47)

おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。

「だから、言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない。」(ルカ7:47)

ある日のこと、イエス・キリストは食事の席に招かれました。イエスを食事に招いたその人は、ファリサイ派に属する立派な人でした。
と、その食事の席に一人の女性がイエスを訪ねてやって来ました。罪深い女だと評判の人でした。女は後ろからイエスの足もとに近寄り、泣きながらその足を涙でぬらし始め、自分の髪の毛でぬぐい、イエスの足に接吻して香油を塗り始めました。
家の主人は女を軽蔑しました。女ばかりでなく、その女のすることを受け入れているイエスをも軽蔑しました。
しかし、イエス・キリストはおっしゃいました。

「この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない」

神を信じるとは、自分の罪を赦してくださっている神を信じることです。罪の赦しを信じるとは、罪を赦す神の愛を信じることです。そして、神の愛を信じるとは、神がわたしを愛したように、人をそのように愛することなのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの恵みが豊かにありますように。