あさのことば 2004年4月28日放送

長石 肇(新所沢教会牧師)

メッセージ: 神にゆだねるとき


 いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。私たちは時々、自分ではどうしようもない壁にぶつかることがあります。そんなとき、ペテロの手紙第T5章7節の言葉は、慰めと励ましに満ちた希望を与えてくれます。

 「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。」

 この教えは、ただ苦しい時の神頼みのように、現実の問題から目をそらして信仰という特殊な世界に逃げ込むようにと勧めているのではありません。むしろ現実の問題を含めた一切の出来事を、神様に委ね、思い煩いの原因を含めて、一切を支配しておられる神様に解決していただくよう勧めているのです。

 あなたも道に迷った時に、交番のお巡りさんに道を尋ねたことがあるでしょう。その時、地図を開いて、「現在地がここで、あなたの行きたい所はここです」と、道順を教えてもらった経験があるでしょう。しかし神様は、私たちが行きたい所と、本当に行かなければならない所とを区別して教えてくださいます。
 「思い煩いは、何もかも神様にお任せしなさい」とは、自分の思いに固執して、ひたすら自分が願う道を神に求めることではありません。むしろ「わたしはどこに行ったらよいのでしょうか」と尋ねるところから始めて、真の解決に導いてくださるのが、神様なのです。

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