あさのことば 2004年8月9日放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

櫻井 良一(東川口教会牧師)

メッセージ: 誤解されているヨハネの黙示録


 ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。

 あなたは聖書の中に「ヨハネの黙示録」という書物があるのをご存知でしょうか。この書物にはこれからこの世界に起こる出来事や、世界の終わりについての内容が記されています。町の本屋さんにはこの黙示録の内容を興味本位に取り上げた書物が並んでいます。それらの本ではヨハネの黙示録が人々に不安と恐怖を与えるもののように描かれています。実はこの書物ほど人々に誤解されているものはありません。もともと、この書物はさまざまな困難の中で生きる人たちを慰め、励ますために書かれたものだからです。

 私たちは明日の自分のこともはっきりとは分からない、たいへん不安定な人生を送っています。私たちの周りには毎日のように不安な出来事が起こり、世界のあちらこちらで戦争が絶えません。しかし、ヨハネの黙示録はこの世界の歴史を導いている方は主イエス・キリストであると教えるのです。そしてキリストは、やがて私たちのためにこの世界を新しく造りかえてくださると語るのです。
 黙示録はたいへんに難しい書物ですが、その中に記されている内容は私たちに慰めと希望を与えてくれるものなのです。是非、あなたも教会に行ってこのヨハネの黙示録を学んでみてください。

聖書の言葉
「泣くな。見よ。ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、七つの封印を開いて、その巻物を開くことができる。」
ヨハネの黙示録5章5節です。

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