あさのことば 2005年12月9日(金)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

足立正範(日本キリスト改革派教会牧師)

足立正範(日本キリスト改革派教会牧師)

メッセージ: 「神の愛」

 ご機嫌いかがですか。日本キリスト改革派教会の牧師、足立です。

 今週は、アドベントの第2週ですね。アドベントは、私たちの心をクリスマスに備える期間です。聖書の御言葉に耳を傾け、クリスマスに私たちの希望を見出しましょう。

 新約聖書のヨハネによる福音書第3章16節の御言葉をお読みしましょう。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」

 この御言葉は、私の愛唱聖句の一つです。神は、神に敵対し滅ぶべきこの世界にキリストをプレゼントしてくださいました。それは、神の私たちに対する愛のゆえです。

 クリスマス、キリストの誕生によって神の私たちへの愛が具体的に目に見える確かな形として、私たちに明らかにされました。すなわち、神の独り子であるイエス・キリストを、父なる神は私たちの罪の身代わりに十字架に渡されました。そのことを通して神は、私たちの罪を赦し、私たちの永遠の命をお与えくださり、私たちへの愛を示されました。

 だからクリスマスは、神が私たちを愛された日であります。今年一年を振り返りますと、戦争、自然災害、社会不安と、希望の持てない暗い現実でした。しかし、神の愛は、変わりません。私たちの主イエス・キリストの御降誕を通して示された神の私たちに対する愛は、次代の状況に動かされることはありません。ですから、クリスマスを心から喜び、共にお祝いしましょう。

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