あさのことば 2006年8月29日(火)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀 昇(東洋宣教教会牧師)

小堀 昇(東洋宣教教会牧師)

メッセージ: クリスチャンの必須科目

 皆さんお元気にお過ごしですか。小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 「赦し」という科目は、クリスチャンにとって、受講してもしなくてもどちらでもよいという選択科目ではなく、「赦し」は、クリスチャンにとって必須科目です。

 こういう話があります。レオナルドダビンチが最後の晩餐を描いていた時に、ある画家と言い争いをしました。激怒したレオナルドは、軽蔑の気持ちを込めて、その画家に似せて、ユダの顔を書きました。ところが、今度はキリストの顔が描けなくなってしまったのです。

 その原因は、彼がその画家を憎んでいるからだと理解しました。そこで、彼は、その画家と和解して、ユダの顔をもう一度描きなおしますと、イエスの顔も描くことが出来るようになり、あの傑作が完成しました。

 私達の心の中に赦せない人がいると、それは三つの分野に影響を及ぼします。

それは第一に、自分の肉体に影響を及ぼします。身体のある部分が病む事があるのです。
第二に、心に影響が出ます。精神的に不安定になることがあるのです。

そして、第三に霊的に影響を及ぼします。神とあなたの霊的な交わりの関係が崩れて、祈りによる交わりが破壊されるのです。

「互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい」(コロサイ3:13)。

神様は、あなたを赦して下さいました。この御愛を受け取り、あなたも人を赦すことが大切であります。「赦し」は、クリスチャンにとって、選択科目ではなく、必須科目なのです。それでは又ごきげんよう。

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