熊田なみ子のほほえみトーク 2006年10月10日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

あなたとわたしの生きてる時間 まっすぐ まっすぐ またまっすぐ

 今日は、私がどうして番組でお話しするようになったのか、の続きです。

 「スマイル、スマイル」と励ましてくださった宣教師ご夫妻。秋の引越しであれこれ片付けでいるとき手編みの赤ちゃんセーターが出てきました。可愛い帽子も着いています。手作りの温かさを感じます。必死の出産、母になるもの皆経験しますね。誕生した息子のために編んでくださったものでした。

 さて、学生時代、番組初体験をさせていただいたのですが実に不思議な気持ちを与えられました。「これしかない!」というような感覚、「私はこのために生きる」、という天からの召命。命に召されると書きますけれど、まさにそのような感覚です。今までも「柔らか仕上げ春向きセーター」とか「お花が咲いているような声」とか、いろいろリスナーがお便りで励ましてくださいましたけれど。それからは、「まっすぐ まっすぐ、またまっすぐ」ただ番組と共に歩いています。もちろん迷いも悩みもありました。「これでいいのだろうか?」今でも同じです。永遠の課題です。ただ神様から番組と共に生きる喜びをずっといただいているのです。この「喜び」があるので、今でもここに生きることへの感謝があります。先日、ある野球選手が苦しみを越えてきた体験を話していました。ピッチャーでしたけれど、とても苦しい中で「まっすぐ まっすぐ また まっすぐ」投げ続けたと。ひたすらまっすぐ投げ続けた、そう、私も同じなのです。まっすぐ まっすぐ また まっすぐ。あまり器用にあれこれ出来なくても。ひたすらにまっすぐ、それが私らしいなら、神様はそれで用いてくださるはず。

 私が心に刻んでいる聖書のみことばに「心を尽くして主に信頼せよ。自分の知識に頼ってはならない。すべての道で主を認めよ。そうすれば主はあなたの道をまっすぐにされる」(箴言3章5-6節)(口語訳)という言葉があります。まっすぐに向かうところ、それは神様の御国、天の御国です。誰もが自分らしくそこに向かってまっすぐ生きていく、そこに本当の喜びがあるのです。まっすぐは素晴らしいと思いませんか?

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