あさのことば 2007年1月10日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

今井献(東京教会牧師)

今井献(東京教会牧師)

メッセージ: 父が愛してくださる

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
イエス様は、十字架の救いが成就した後のことについて、ヨハネ福音書16:26,27で次のようにおっしゃいました。
「その日には、あなたがたはわたしの名によって願うことになる。わたしがあなたがたのために父に願ってあげる、とは言わない。父御自身が、あなたがたを愛しておられるのである。」
 あなたがたはわたしの名でみ父に願うが、わたしは、その願いを父にとりなさない、とこういうのです。なんだか意地な感じがします。しかしその意味は、わたしの名前で祈るなら、「父御自身が、あなたがたを愛しておられるので」、わたしがとりなさなくても父は聞いてくださいます、ということです。

 この直接性こそ、ヨハネ福音書17:21でイエス様が祈っておられることです。「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。」
 イエス様は、神の懐から来られた神の子であり、神ご自身です。この神であるイエス様と信仰において交わりを持つなら、み父との交わりにも入れていただけます。
それゆえ、父が直接わたしたちを愛し、祈りも直接聞いてくださいます。

 イエス様は神と人との唯一の仲保者であるということがよく言われます。それはその通りなのですが、イエス様によって神とのまじわりに入れられることの意義と祝福を、このような言い方でヨハネ福音書は強調しているのです。
イエス様を信じることがどれほど神に近づくことかを知ってください。

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