あさのことば 2007年6月5日(火)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(いずみ教会牧師)

小堀昇(いずみ教会牧師)

メッセージ: あげられる人の子

 お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 430年もの長い間、エジプトの奴隷として過ごさねばならなかった、イスラエルの人々が、その苦しい生活の中から神に叫ぶと、神はモーセをお立てになって、人々をエジプトから連れ出されました。
 神様が約束されたカナンまでの長い道のり、食料がなくなったり、飲み水が不足する度に神様は、不思議な方法で守って下さいました。それなのに、人々は困難が起こると直ぐに不平と不満をモーセに言って困らせたのでした。
 神様は文句ばかりを言って、神様を信頼しない人々を罰するために、恐ろしい蛇を送り込まれました。大勢の人々が蛇に噛まれて、死に絶えて行きました。あちらこちらから悲鳴が上がりました。

 自分達が間違っていた事に気が付いた人々は、モーセに謝って言いました。「蛇を取り去って下さるように、神様にお願いして下さい。」モーセが神に祈ると神は言われたのです。「青銅の蛇を作ってそれを旗竿の上に掲げなさい。蛇に噛まれた人が、この青銅の蛇を仰ぎ見れば助かります。」モーセは言われたとおりに、青銅の蛇を作り、旗竿の上に掲げました。そして言ったのです。「この青銅の蛇を仰ぎ見なさい。そうすれば助かります」ところが「そんな馬鹿な事があるか」と信じなかった人は、みな死に絶えてしまいました。ところが神様のメッセージに従って、単純に従った人々は助かったのです。
 「そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:14−15)。

 あなたも、単純にイエスの十字架を見上げて、イエスを信じて、今日も歩んで行こうではありませんか。それではまた御機嫌よう。

コントローラ

Copyright (C) 2007 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.