あさのことば 2007年9月12日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

芦田高之(新浦安教会牧師)

芦田高之(新浦安教会牧師)

メッセージ: もどっておいで

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。

 私の長女が1-2歳で、まだ良くしゃべれない時、ある日、私が一人でこの娘を大きなショッピングセンターに連れて行きました。私がほんの10秒くらいお店の物を見て、振り返ったら、娘が居ないのです。私は、大きなお店の中を名前を呼びながら走り回って捜しました。が、なかなか見つからない。私は気が変になりそうになりました。さっきまで私の懐の中に居た娘。それが居なくなった。心配で息が出来ないほどでした。結局、見つかって娘が私の懐に戻って来た時、ホントに嬉しかったです。

 イエス様は、ある時、100匹の羊のたとえ話をされました。100匹のうちの一匹が迷子になってしまったら、羊飼いは他の99匹をそこに置いてでも、居なくなった一匹を探し回る。そしてその一匹を見つけてもどってきたら、大喜びでお祝いをする、というたとえです。

 これは、実は、私たちに語られているたとえです。私たちがイエス様を、私の主人、飼い主、保護者として生きているかどうか、ということです。私の命に必要な安全を、また必要の一切を用意してくださるのは、イエス様という羊飼いだ、と聖書は教えています。私たちが、この真の羊飼いから離れて、何か別のものにすがって生きているとしたら、実は、羊飼いから離れたとても危険な状態の迷い羊です。
 そんな私たちが、一刻も早く羊飼いの懐に帰ってくるようにと、イエス・キリストはたえず私たちの名前を呼びながら、私たちを探し回り、私たちがイエス様の所に戻って行くのを待っておられます。

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