熊田なみ子のほほえみトーク 2007年5月8日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

あなたとわたしの生きてる時間 ラブシーンを目撃して

 来週は、5月第2日曜日、そう母の日です。今月のプレゼント絵本は、大人の、それもお母さんに差し上げたい絵本「母に贈るよろこびの詩」。私は2度出産を経験して「本当に命がけだ!」が大げさではないことを実感しましたね。「女性が産む機械だ」なんて大変な失言ですよね。実際どんなに苦しいものかがわからない人の言葉です。創世記には「エバが産みの苦しみを増す」と堕落後の神様の厳しい言葉が記されていますが、、、。

 ついこの前、スタジオに向かう駅のホームで、カップルが堂々と肩を寄せ合い、見詰め合って、あっという間に唇を重ねる様子が、階段を下りる私の目に飛び込んできました。映画のラブシーンそのままでビックリ。「今はこれは普通なのね?」と複雑な心境になりつつ興味しんしんで?一緒の車両に乗り、さり気なく観察です。二人は、バッグからパンを出して食べ始めました。まだあどけないカップル。「どんな関係だろうか?高校生かな?」「妊娠と出産の重みを知る前にできちゃった結婚になるのだろうか?」と、よけいな想像をしてしまいました。スミマセン!

 みんな赤ちゃんは可愛いと思っています。でも育てることはそんなに簡単なことではありません。赤ちゃんは、お母さんの胸から母乳をゴックンゴックンと吸い、子守唄を聞きながら育っていきます。母は確かに美しい。でも現実は果てしない戦いが待っています。
 私はあまり強くおっぱいを吸われて、ついに乳房から血が出ました。痛かったですよ。乳腺炎という病気も経験しました。高熱がでて乳房が腫れて硬くなり、それはそれは危険な状態になるのです。そんな思いをしながら皆、母になります。「お母さん産んでくれてありがとう」と言いたいですね。
 家族のいろいろな物語があります。それは一人として同じではありません。地球温暖化により世界はあと50年!と言われてしまう若いカップルに未来は、どのように見えるのでしょうか?母となる喜びを本当の意味でいただくには、世界と人間をお創りになった神様を知ることから始めなければなりません。なみこ

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