熊田なみ子のほほえみトーク 2009年4月7日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

たった一度のいのちの時間

 4月を迎えて一週間。お元気ですか?ほほえみトークも今日から新しく始まりました。前テーマは、「アメイジング・グレイス」(ハープとヴァイオリン)。佐々木冬彦さん、宮野陽子さんご夫婦が奏でる素敵な演奏です。

 さて、今日を生きるいのちのリズムの中で、起こるあのことこのこと。毎日毎日生きている私たちの「たった一度のいのちの時間」。あなたからのメールやお便りのご紹介と共に、「私の思うこと」もお伝えしていければと願っていますから「あなたの思うこと」も是非お知らせくださいね。SNSぱじゃぱじゃ仲間の日記もご紹介していきます。

 ある朝、「燃えるゴミ」の日。うっかり遅れると大変!たくさん抱えて急いで牧師館を出ると、ちょうど可愛い子どもたちの登校時間と重なりました。教会の横は通学路です。その時、私の耳に声が届いたのです。「おんは おんは」というように。その声は、なんだか口ごもっていて聞き取れないような声でした。ふと子ども達を見ると、一番前を歩いている小さな男の子が、私を見て話しかけてくれていたのです。いつもお互いに挨拶をしませんし、私もこちらから大きな声で「お早う!」と声をかけていません。その時すぐに言葉がうまく発音できなくて少しお身体がつらい子どもなのだとわかりました。私は、とっても恥ずかしい気持ちでしたが「お早うございます」と伝えました。子供の心はなんて純粋なのだろう、と思いながら小さな子どもに教えられます。ゴメンネ!私から「おはよう!」って言えなくて。声をかけてくれて本当に嬉しい。みんな一人では生きていけませんからね。無言ですれ違うより、素敵な出会いの朝、私の心からその一瞬で爽やかになったのです。

 お互いが心を開かなければ、真実の対話は起こりませんね。見せかけの人間関係の中では、誰かが何かを我慢し、本当の感情を殺して生きています。家庭内でさえ仮面の夫婦と言われたりもしますから。そして、無理に無理を重ねついに爆発!「この気持ち伝えたい!」が本当に真実にできたら嬉しいです。

 今日から始まった新しいほほえみトークでも、お互いの気持ちを伝えあっていけたらと思います。私の本棚にいつも置いてあるカードを今日はスタジオに持ってきました。こんな言葉です。

 「ほほえみの価値」
ほほえむことは お金のかかることではない でも 人の心はしあわせになる
ほほえみを受ける相手を豊かにしながら ほほえむ本人は何も失わない
ほほえみは一瞬のうちに消え去るが 記憶にはいつまでも残る
お金があるから ほほえみはいらないということはない
ほほえみは家庭に平和をもたらし 仕事の支え 友情のしるしとなる
疲れた人に休息を与え 失望している人を勇気づけ 悲しむ人を自然にいやす
ほほえみは 買うことも貸すことも盗むこともできない宝物
あなたが期待したほほえみが得られないなら 不愉快になるかわりに
あなたの方から ほほえみかけてみるがよい
ほほえみかけることを知らない人ほど
ほほえみを必要としている人はいないのだから   (ファーベル)

 今日は、新しいスタートを記念して、このカードをほほえみスペシャルプレゼントとして差し上げます。

 私は、聖書に出会う前、いつも自分の心が重苦しくつらかったことを思います。いったいこれはなぜなのだろう?なんで喜んで生きることが出来ないのだろう?と。ほほえむなんてとんでもない。競争社会の中で、人を蹴落とし、私が、私が、という生き方は、本当に疲れますね。助けてくださるイエスさまのところに行きませんか?

 今日のみことば
「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。これらを禁じる掟はありません。」(新約聖書ガラテヤの信徒への手紙5章22節)  くまだなみこ

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