あさのことば 2010年2月3日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村香(川越教会牧師)

木村香(川越教会牧師)

メッセージ: 神様って、なんだ?(3)

 いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村香です。
 今週のお話の題を「神様って なんだ?」としました。これは実は神様に対して大変失礼な言い方です。「神様ってどんなお方?」と言わなければならないでしょう。

 前に「わたしたちの求める神」という言い方をしました。これまで申し上げていますように、神様が絶対的な超越者ならわたしたちが求めても、「はいわかりました、こういうお方です。」と言って知ることのできるお方ではないでしょう。もし相手が植物や動物なら観察研究できるでしょう。相手が人間の場合でも表面的なことならすぐ分かります。しかし、「どんな人」かを知るのは容易ではありません。相手の人となりを本当に知ることができるのはその人が心を開いてくれなければわかりません。

 まして神様を知ろうとすれば、わたしたちがああだろう、こうだろうといくら推し量っても本当のところは分かりません。神様が「わたしはこうだよ」と言って下さるのでなければ知りようがないのです。そして、神様が御自分を示して下さるのが聖書です。わたしは聖書を神様の言葉だと信じていますから、その聖書から神様のことを紹介します。旧約聖書申命記には「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である」とあります。「唯一」は、ただ一人という意味と共に、独特な、絶対の、ほかと比べることのできない、という意味がある言葉です。

 「神様はどんなお方」と言って、もう「ただ一人のお方、絶対的超越者、世界とその中のものを造られた方」というように申し上げてきました。それは自然を見ても分かることですけれど、聖書にそうはっきりと書いてあるのです。 このお話は続きます。また明日。

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