あさのことば 2010年9月23日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

メッセージ: 十字架を一途に

 いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の千ヶ崎基です。
 今日も神様の御言葉に耳を傾けていきましょう。

 マタイによる福音書16章1節から4節に、イエス様の時代のユダヤ教二大宗派、ファリサイ派とサドカイ派と呼ばれた人々が、イエス様に「天からのしるしを見せてほしい」、つまり、「お前が神である証拠を見せてほしい」と言ったお話があります。

 イエス様は、彼らの質問に対し「あなたがたは空模様を見て天気を予測する知恵はあるのに、私のことがわからないのか」と言われました。イエス様は、彼らに「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない」と言われました。
 旧約聖書に神の言葉を語る務めを担っていた預言者ヨナという人のお話があります。彼は、神様の言葉に背いた結果として、旅先で大きな魚に飲み込まれることになったけれども、三日後に吐き出されて救われたというお話です。それは、イエス様が十字架につけられ、死んで葬られ、墓の中に閉じ込められるけれども三日後に復活することを現すしるしでした。それだけが天からのしるしであるとイエス様は言われたのです。

 初めから「分からない」、「信じられない」という気持ちではなく、ただ聖書が教えているイエス様の十字架を一途に見つめ続けることが大切なことなのだと教えているのです。イエス様の十字架には、神の愛が込められています。その意味を、ぜひあなたも知って下さい。あなたが神様に愛されていることが分かります。

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