あさのことば 2012年9月11日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村香(川越教会牧師)

木村香(川越教会牧師)

メッセージ: 神の愛を映して

 いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村香です。
 イエス様はカファルナウムというところに行かれました。イエス様のことを聞いたローマ軍の百人隊長が使いをよこします。「わたしの部下が病気で苦しんでいます。どうか助けてください」。

 他のどこでも教えられない事柄が、教会で教えられます。神様がご自分の御子をくださるほどわたしたちを愛していてくださるのだから、わたしたちも神様と隣人を愛するのだ、と。ローマの隊長には、このイエス様に結びついた神様と人への愛がありました。
 わたしたちが教会生活を送るというのは、実はそのことのためです。神様の愛が、イエス様にあって教会でわたしたちに注がれますから、わたしたちもまた隣人への愛を持つことができるのです。その愛をご覧になったからこそ、イエス・キリストはこの隊長の部下の病気を癒してくださいます。

 イエス様はこの隊長とは初対面です。まして部下のことはご存じないはずです。それなのにイエス様はお家に行くこともなく、その場で病気を治してくださいました。イエス様にあっては距離が離れているとか、顔を見たことがないとか、それは問題ではないのです。イエス様がそう望まれれば病気は癒されます。イエス様は死に打ち勝つ権威をお持ちのお方です。神の御子です。

 そういうお方とわたしたちを結びつけるのはわたしの力、わたしの能力ではありません、神様がわたしたちに関心を持っていてくださり、わたしたちを招いていてくださるからです。わたしのつたないお話しも、教会の礼拝も、その神様を紹介しているのです。

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