あさのことば 2013年5月24日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

風間義信(江古田教会牧師)

風間義信(江古田教会牧師)

メッセージ: 十字架によって生きる

 いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
 日本国内では宗教の話題はあまり好まれないようです。信仰に熱心になりますと、敬遠されてしまったり、嫌がられることさえあります。また数が少ないからでしょうか、キリスト教は珍しがられ、目に見えないものをよく信じられますね、などと言われたりします。でも、そうではありません。

 確かにまことの神様は、わたしたちが見ることのできる方ではありません。そのため、いると思えばいるし、いないと思えばいないといったようないい加減な感じになってしまいがちです。これは残念なことです。だからこそ、その目には見えない神様がわたしたちにもわかるようにと、人間の姿を取られたのがイエス・キリストです。

 イエス・キリストの生涯の中で語られた言葉、行動、それらによって、いったい神とはどのような方であるかということが示されました。そのことをわたしたちは聖書によって教えられます。
 ただ、その行き着いたところは十字架ではないかと言われてしまいそうです。そして、その十字架で苦しみ、泣き言を言っているではないか、まるで力もなく、惨めな最後だったと見られるかもしれません。

 しかし、そうではありません。その姿はわたしたちのために逃げずに耐え忍ばれたものです。わたしたちの思いを理解してくださり、負いきれない重荷を身代りとなって負って下さいました。それが十字架です。そのことをわたしたちがしっかりと受け止め、その姿に神を見るならば、それは決して不確かなことなのではなく、あなたを生かす方がここにおられることを見ることになるのです。

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