あさのことば 2013年10月18日(土)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 聖書に近づく(5) さらに深く

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
  聖書を開いて読んで行く中で、登場人物の醜い心理が自分の気持ちに重なってくるでしょう。イエスを裏切ったペトロは、イエスから静かな眼差しを向けられた時、大きな良心の呵責を覚え号泣しました。わたしも誰かを裏切ってその人から赦しの眼差しを向けられたら、怒りの眼差し以上に心に突き刺さると感じる時、もうイエスの赦しに接しています。イエスの赦しを知った者がクリスチャンです。

 人は聖書をどれだけ読んで理解すればクリスチャンになれるのでしょうか。まず聖書全体を隅々まで理解すべきでしょうか?そうではありません。ただ一つ、聖書の教えの中心点、つまり自分の心の醜さとイエスの赦しです。これがわかった時、心に大きな喜びが湧き、クリスチャンになりたいと思うでしょう。

 それでは聖書はあまり知らなくてもいいのでしょうか。それも間違いです。このイエスの赦しをもっと深く知るために、救いの喜びをもっと大きくするために、イエス・キリストの全貌が記されている聖書を一層よく読むべきです。聖書は大部ですし、難しい個所も少なからずありますが、まず通読してみましょう。わからない所は参考書で調べてみましょう。もっと手っ取り早いのは、教会に行き、聖書の解説・説教を聞くことです。
 聖書は一生かけて学ぶに値するものです。

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