持田浩次（三郷教会牧師）

メッセージ： キリスト教会の誕生日

　お元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
　今日は、ペンテコステと呼ばれるキリスト教会の誕生日です。この言葉は、ギリシャ語で50日目という意味があります。イスラエルの最も大切な祭りである「過ぎ越しの祭り」から数えて50日目の祭りです。
　もともとペンテコステは、小麦の初穂を刈り入れて、神様に感謝するためのお祭りでした。それが、後になって、モーセがシナイ山で神様から律法を与えられた記念日としても祝うようになりました。イスラエルの人たちは、エルサレムの神殿で行われるお祭りに参加するために、外国に住んでいた人も大勢集まってきました。こうして、ペンテコステには、ユダヤ教のお祭りの中では一番多くの人が集まりました。

　イエス様は、この日に弟子たちに天から聖霊を注いで、キリスト教会を生み出されました。キリスト教会とは、建物のことではなく、イエス様を信じる人々の集まりのことです。
　この日、弟子たちが集まっていると、突然、大きな音が天から聞こえ、炎のような舌が現れ、彼らは聖霊に満たされて国々の言葉で話しだしたのです。そして、その日に3千人もイエス様を信じて教会に加わりました。

　あなたも今日、お近くのキリスト教会に出かけてみませんか。ペンテコステから2千年、今、神様はあなたも教会に招いておられます。

　今日の聖書の言葉。
「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」使徒言行録1章8節

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