あさのことば 2016年4月11日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

メッセージ: 十字架へ向けられた視線

 いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
 イエス様の弟子から裏切り者が出たことは有名な話です。イスカリオテのユダです。彼は、イエス様を嫌っていた当時の宗教家たちに加担し、イエス様を捕らえるように手引きしました。ユダは、ゲッセマネの園にいたイエス様の所へ大勢の人々とやって来ました。イエス様と弟子たちは、その人々に囲まれてしまったのです。

 ユダの合図によって、イエス様がどこにいるのかがわかると、人々はイエス様を捕らえようとしました。その時、弟子の一人がイエス様を守ろうとして剣を抜き、相手に切りかかったのです。大変緊迫した状況であり、ある意味パニック状態だったと思います。
 でもイエス様は、剣を納めるようにと弟子に指示されました。このままではあっさりと捕まってしまいます。でもイエス様は、冷静に対応され、ご自分が捕らえられてもよいと判断しているのです。

 イエス様が、どんな侮辱を受けても冷静でいられたのは、聖書の言葉通り神のご計画すなわち、ご自分が十字架で死ぬことで神の愛が人々に示されると自覚していたからです。それほどにイエス様の目線は十字架へと向けられているのです。
 その十字架の大切な意味を、ぜひ知っていただきたいと思います。

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