小宮山裕一（ひたちなか教会牧師）

メッセージ： 長寿の祝福

　ひたちなか教会の小宮山裕一です。聖書のお話をこれからします。どうぞ一時、耳を傾けてくださればと思います。

　今日は敬老の日です。ご高齢の方々のこれまでのご活躍に感謝し、健康を御祝いする日です。心から、御祝い申し上げます。
　聖書をみましても、長生きは神様からの祝福だといわれています。神様を信じる時、長く生きるということはそれだけ神様と共に過ごす時間が増えるということです。ですから、長生きが特別なプレゼントだと聖書は語ります。
　旧約聖書にはこのような言葉があります。
「神に従う人はなつめやしのように茂り、レバノンの杉のようにそびえます。
　主の家に植えられ、わたしたちの神の庭に茂ります。
　白髪（はくはつ）になってもなお実を結び、命に溢れ」（詩編92:13-15）る、と。

　この聖書の箇所に登場してくる白髪の人物は、ただ長く生きているだけではありません。そうではなくて、命にあふれています。
　なつめやしの葉っぱはあおあおとしげります。そのナツメヤシのように、若々しく、杉のように力強い体を持っています。
　それは肉体だけではありません。神様を信じて歩む時、心からの平安が与えられます。これも神様からの祝福です。
　神様と共に歩む長寿は、心も体も満たされたものとなります。どうぞ、長い生涯、力強く歩むためにも、神様を信じていただきたいと思います。

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