あさのことば 2017年5月25日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(筑波みことば教会牧師)

小堀昇(筑波みことば教会牧師)

メッセージ: 受け入れてくださるお方

 皆さんお元気にお過ごしですか。私は茨城県つくば市東谷田部東中斜め向かい、筑波みことば教会牧師の小堀昇です。どうぞよろしくお願いいたします。

 聖書は次のように語ります。「主はこの母親を見て、憐れに思い、『もう泣かなくともよい』と言われた。そして、近づいて棺に手を触れると、担いでいる人たちは立ち止まった。イエスは、『若者よ、あなたに言う。起きなさい』と言われた。すると、死人は起き上がってものを言い始めた。(ルカ7章13〜15節)

 イエスがナインの町の門に近づくと、ある母親の一人息子が死んでしまっていました。棺が担ぎ出されているのです。
 やもめである母親の愛する一人息子、しかも若い人です。自分の身体をもぎ取られるような深い苦悩と悲しみ、失望の闇の中を、町の人々に付き添われて、泣きながら歩いています。
 主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくてもよい。」と声をかけられるのです。棺に触れて「起きなさい。」イエスが言われると、死んだ息子は起き上がってきます。ものを言い始めるのです。頼まれておこなった奇跡ではありません。お母さんを憐れむ、そんな心から、若者をよみがえらせ、母親にお返しになった。そんな愛の奇跡でした。

 愛する者達が共に生きることを望まれたイエス様は、私達の病や痛み、罪をも引き受けて裁かれて、神との平和、永遠の命を与えてくださいます。主にあって愛する者と死に別れてしまった者は、やがて御国で再会することができます。生きながら離別の悲しみを味わい、共に暮らしながら心の通わない苦しみに遭う、そんな時も人生にはあります。でもイエス様は深い憐れみの心で「もう泣かなくてもよい。」このように慰めてくださいます。イエス様はあなたの心の痛みを知って下さっているのです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2017 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.