あさのことば 2019年4月22日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

豊川修司(宇都宮教会牧師)

豊川修司(宇都宮教会牧師)

メッセージ: 最も小さなものにした価値

 ご機嫌いかがですか。牧師の豊川修司です。

 52歳の時、34年間働いた会社を突然辞めて、献身してからもう23年になろうとしています。振り返ってみますと、これまで、牧師のいない教会、すなわち無牧の教会や、会員を元気づけ、牧師を招聘するお手伝いをしてきました。このような働きをわたしは教会再建と呼んでいます。

 70歳で牧師を定年引退してからの奉仕は、定年前の時よりも社会人経験、長老経験、牧師経験が生きているので応用がききます。また、お手伝いしている教会までは片道3時間半ですが、小旅行と考えれば疲れることはありません。早朝日の出を見ながら、帰宅は夕陽を見ながら、主の御言葉を運ぶ喜びはひとしおです。

 主イエスはマタイによる福音書25章40節で「そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』」と語ります。

 主イエスは、傷つき、倒れようとしている群れに、飢えるときに食べさせ、のどが渇いたときに水を飲ませ、病気の時に見舞う者を、わたしにしたことだ、と語ります。
 大きな群れになると、目が届かず、小さな者への配慮が弱くなります。規模の大小ではなく、小さい者に配慮できる人になることを願っています。

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