あさのことば 2019年10月16日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(花小金井教会牧師)

小堀昇(花小金井教会牧師)

メッセージ: 白昼堂々



 皆さんお元気にお過ごしですか。私は西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿い、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 聖書は次のように語ります。「ある夜、イエスのもとに来て言った。『ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできないからです。」ヨハネによる福音書3章2節の御言葉です。

 これは、ニコデモの言葉です。その彼が、「夜」イエス様のもとに来た、と御言葉は語ります。ニコデモは、夜人目を避けて、イエス様のもとに来なければならないような、弱い人でした。彼は白昼堂々、イエス様を求める、そんな勇気がありませんでした。しかし夜、人目を偲んで、イエスのもとに来たニコデモですが、同じヨハネによる福音書の19章39節では、後にイエスが十字架にかけられて、弟子達がイエス様を見捨てて、ちりじり、ばらばらに逃げて行ってしまった。そうであるにもかかわらず、アリマタヤのヨセフと一緒に、乳香と没薬をもって、今度は昼間に堂々、イエス様の葬りの用意に来ているのです。夜人目を偲んで、イエス様のもとに来たニコデモ、そんな彼が白昼堂々、イエスを証しする者へと変えられていきました。

 私達は、人生、今が駄目だからといって気落ちする必要はありません。私達もイエス様を信じて歩んでいくときに、例え今小さなものであったとしても、イエス様は必ず祝福してくださり、成長させてくださり、私達の人生を変え続けてくださるのです。どうか1回だけの人生80年、29200日。今に失望するのではなくて、あなたを変え続けてくださる、イエス様とご一緒に歩んでください。

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