あさのことば 2022年3月 8日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

川杉安美(草加松原教会牧師)

川杉安美(草加松原教会牧師)

メッセージ: 信じる二つの側面



 ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
 聖書を信じる、というのに、二つの側面があるようです。一つは、聖書に記されていることが客観的な事実だ、と信じるということです。作り話や空想ではない、歴史の中で実際にあった事柄だ、と信じます。神様は存在している、このように働いている、と信じるのです。

 しかし、キリスト教信仰で言うなら、それだけでは足りません。さらに主観的に信じる、つまり、これは私にかかわることだ、と信じるのです。しかし、その点になるとどこかピンとこなかったり、自分にも関係あるのだろうか、と疑ってしまったりするかもしれません。

 そこで、聖書にある三つの言葉を紹介します。一つ目は、新約聖書テモテへの手紙一2章4節です。「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。」神様は、すべての人々が救われるのを望んでおられる、と言うのです。それなら、あなたのことも望んでおられることになります。

 二つ目、ペトロの手紙二 3章9節「主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。」神様は、一人も滅びてほしくない、悔い改めて神様を信じてほしい、そのように願っています。あなたも滅びてほしくないのです。

 三つ目、マタイによる福音書11章28節「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」だれでも、だからあなたも、招かれています。

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