あさのことば 2022年8月31日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

川杉安美(草加松原教会牧師)

川杉安美(草加松原教会牧師)

メッセージ: これが奇跡



 ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
 イエス様が十字架におかかりになった時、二人の犯罪人が、一緒に十字架につけられました。
 そのうちの一人が言います。「お前は救い主ではないか。自分自身と我々を救ってみろ」と。本当に救い主というなら、自分も我々も十字架から救ってみろと罵ったわけです。しかし、もう一人の犯罪人は、それをたしなめます。そして、イエス様に言います。「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください。」

 どうやらこちらの方は、十字架のイエス様のお姿を見て、かえって救い主だと信じたようです。そして、犯罪人として死刑になるという、人生の最後の最後のところで、イエス様を信じました。イエス様は、答えて言われます。「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」。(ルカ23:39-43参照)

 つまり、その犯罪人は、救われて、イエス様と一緒に天国に行ったのです。罪を重ねてきて、ついに死刑になる、もはや取り返しがつかない、そういう人生でも、イエス・キリストを救い主と信じて救われたのです。これはもう、奇跡としか言いようがありません。

 実は、聖書によれば、神様の目からみたら、すべての人が罪人だ、と教えます。すべての人が、イエス・キリストを救い主と信じて救われる必要があるということです。人間の目から見て、どんなに立派であっても、イエス・キリストを信じなければ救われません。人間の目から見て、どんなに罪深い人であっても、イエス・キリストを信じれば救われます。この奇跡が、いつでもどこでも、イエス様を信じる人に起こっているのです。

Copyright (C) 2022 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.