あさのことば 2022年10月14日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

川栄智章(せんげん台教会牧師)

川栄智章(せんげん台教会牧師)

メッセージ: 神のかたち



 いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会の川栄智章です。
 神さまは、6日で万物を創造されました。そして6日目に、創造の最終段階において、他のすべての被造物とは異なるものとして、人間をお造りになりました。

 聖書には、次のように書かれています。「神は人を自分のかたちに創造された。神のかたちにこれを創造し 男と女に創造された。」(創世記1:27・聖書協会共同訳)。神さまのかたちに造られるということは、他の生き物と違って、神さまに似ているということです。もちろん、神さまに本当によく似ているという人も物も存在しません。神さまは無限ですが、神さま以外のすべてのものは、有限だからです。

 神さまは、造られたものでもありません。それではどのような点が、神さまに似ているのでしょうか。それは第一に、人を男と女として作られたという事です。男と女は互いに愛し合い、一つに結ばれます。三位一体の神様も完全に一つの身体でありますが、ご人格は三つあり、父・子・聖霊は、互いに愛によって結ばれているのです。

 それから、人は、創造的な活動をし、芸術を生み出すことが出来ます。人間が持ってる豊かな情緒、人間によって繰り出される様々な感動のドラマ、そういった側面は、天使でさえ持っていない、神さまのかたち、神さまの姿なのです。人がこのように造られるとは、何という特権なのでしょうか。

Copyright (C) 2022 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.