月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年1月30日(金)

マタイ10章 私たちを派遣するキリスト

「行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい。ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイ10:7-8)

 十二弟子の宣教は、主イエスの宣教と同じです。彼らは、「天の国は近づいた」と宣べ伝え、主の業を行います。

 主イエスは、「まず、イスラエル十二部族に宣教せよ」、「異邦人の方に行くな」と言われました(5-6節)。これは意地悪ではありません。救いの準備は、イスラエル民族の歴史のなかでなされてきました。福音書は、「アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図」から始まっています。

 主イエスは、十字架と復活によって救いの御業を成し遂げられたあと、「全ての国民を私の弟子とせよ」と語られ、宣教命令を拡大されました。今は、世界の全ての民に対して、手を伸ばせば触れることができるほど近くに、天の国は到来しています。

 復活の主イエスは、今も、より多くの人に、天の国の祝福を届けようとしておられます。そのために、罪の赦しを与えるという最高の権能を地上の主の教会に委ねてくださいました。救いを「ただで受けた」私たちは、感謝の応答として福音の宣教に励みましょう。

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