月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年2月22日(日)

詩編8編 人の子は何ものなのでしょう

主よ、わたしたちの主よ
あなたの御名は、いかに力強く全地に満ちていることでしょう。
天に輝くあなたの威光をたたえます
幼子、乳飲み子の口によって。
人の子は何ものなのでしょう
あなたが顧みてくださるとは。(詩編8:2,3,5)

 神の創造の素晴らしさを、この詩人と共に分かち合えたら幸いです。神を知る人は、天体の配置にも神の御手の業を見出します。神は、私たちの思いのなかに収められるちっぽけな何かではありません。圧倒されるほどの自然の雄大さをもってしても計ることのできないお方です。

 ひとたび神の憐れみに接して救いに入れられるとき、私たちは気付きます。乳飲み子の口が神をたたえ、生命が神賛美にあふれ、あらゆるものが神賛美へと向かっていることを。

 この世界は、罪に沈み、神賛美を忘れているのではないのだと。けれども、この詩が訴える最も大きな驚きは、神の配慮のもとにある人間の地位にあります。人には、「神に僅かに劣るもの」(6節)としての尊厳が与えられています。また、神の代理者として、地上のあらゆる生命を保護する役割を授かりました。

 創造主である神は、私たち一人ひとりに責任を負い、見守っておられます。私たちも、あらゆる生命のなかにこだましている神賛美を聞き取りながら、これを大切に守る責任を担っています。

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