月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年3月20日(金)

マタイ27章 主イエスの傷に癒されて

三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」
これは、
「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」
という意味である。(マタイ27:46)

 神の御子イエスには、神から見捨てられなければならない理由が一切ありませんでした。けれどもその主イエスが、十字架刑という呪われた処刑法で罰せられ、傷つけられ、叫び声を上げながら息を引き取られました。私たちの罪の裁きを身代わりに引き受けてくださいました。

 私たちは心に傷を持っています。心に傷の無い人は誰もいないと思います。その傷を、自分では治すことができずにいます。どうすればいいのでしょうか。他者に理解してもらうことです。その傷、その痛みを、一緒に共感して共に背負ってもらうときに、いやされます。

 主イエスは十字架にかかられることで、傷や痛みを抱える私たちの傍らにおいでくださいました。この主イエスの十字架によって、私たちはたとえそれがどんな傷であったとしても、その傷を一人で苦しむことから解放されます。私たちには、自分の重荷を主イエスに委ねることが許されています。十字架で苦しんでおられる主イエスの姿に、神の私たちに対する、限りない愛を見ることができます。

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