月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年3月25日(水)

エゼキエル2章 神からの召命

主は言われた。
「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの人々、わたしに逆らった反逆の民に遣わす。彼らは、その先祖たちと同様わたしに背いて、今日この日に至っている。」(エゼキエル2:3)

 エゼキエル書1-3章は、預言者としての召命について記しています。2章では、エゼキエルの受けた召命が神の主導によるものであったことを強調しています。「わたしはあなたを遣わす」(3,4節)という主の御言葉が、二度も繰り返されています。エゼキエルは預言者としての召しを他の誰からでもなく、神から受けました。これは「召し」を考える場合に最も重要なことです。神から召されたとの召命感なしには、働きを遂行する力は出てこないでしょう。

 主は、エゼキエルをお召しになるに当たって「人の子よ」と呼びかけられます。この呼びかけの言葉は、ここでは「弱さを持つ人間」の意味で用いられています。そのようなエゼキエルを、主は召されます。預言者として召されるなど思いもよらなかったでしょうが、エゼキエルは「神から召された」との召命感ゆえに、強められ高められてゆきます。

 主は、私たちをも多様な働きや奉仕に召しておられます。自分ではできないと思っても、主から召され託された働きであることを覚え、主からの力づけを祈り求めましょう。

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