月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年4月13日(月)

ルカ24章 活躍する婦人たち

使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。(ルカ24:11)

 主イエスの復活の出来事を巡って、女性たちが大活躍しています。主イエスが捕らえられた時、多くの男の弟子たちが逃げ去るなかで、十字架の下に踏みとどまったのは女性たちです。週の初めの日の朝墓に急いだのも、空の墓を見て復活の主に最初にお目にかかったのも、復活のメッセージを最初に託されたのも、女性たちでした。彼女たちが、「墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた」のです。

 ところが、使徒たちには、「この話」つまり、復活の福音が「たわ言のように思われ」、彼らは頭から「婦人たちを信じなかった」のです。復活の出来事は、聞くだけでは分からない、思いを超えたものでした。そうではありますが、使徒たちは、後日、彼女たちを信じなかったことを恥ずかしく思ったことでしょう。

 復活の主は、今も、女性たちの働きを豊かに用いられます。この働きを軽視してはなりません。復活の喜びの知らせは、最初のときにそうだったように、今日も、語ってもなかなか信じてもらえない者たちの働きを介して、広まっていきます。

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