月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年6月5日(金)

ガラテヤ5章 「霊の実」を結ばせてくださる聖霊

霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。これらを禁じる掟はありません。(ガラテヤ5:22-23)

 聖霊は私たちに働きかけて、「霊の実」を結ばせてくださいます。「霊の実」とは、偶像礼拝、利己心、ねたみなどの「肉の業」(19〜21節)と対比されるものです。その第一の実は「愛」です。「愛」は様々な徳の一つであるとか、それらの実の一つというのではありません。それらの中心に位置し、それらを成り立たせていく第一のものです。

 パウロは、聖霊から与えられる様々な賜物について語り、それらが教会を建て上げるために与えられたものだと言明しました。そして、「もっと大きな賜物を受けるよう熱心に務めなさい」(同1コリ12章31節)と勧めます。この賜物こそ「愛」でした(同13章)。「その中で最も大いなるものは愛」で、それはどんな賜物よりも優れたものです。それなくしては他の賜物も無意味だと語り、最後に「愛を追い求めなさい」(14章1節)と勧めます。

 悲しいことに、「愛」の大切さが分かっていても、自分では愛をなかなか実践できません。しかし、幸いなことに、聖霊が与えられています。霊の実りを祈り求めましょう。

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