月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年6月11日(木)

ガラテヤ4章 神を「父よ」と呼べる幸せ

あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。(ガラテヤ4:6)

 ガラテヤの信徒たちは、まるで律法のもとに戻ろうとしているかのようです。これは霊的な自殺行為と言えるものです。しかし、神はそもそも「律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子」(5節)としてくださったのです。ガラテヤの信徒は、神の子とされている恵みを決して手放してはなりません。

 神は、私たちを神の子とするために、御子キリストの霊を与え、私たちの名前を呼んでくださいました。私たちの神の子としての命は、「天のお父さま!」と返事をすることによって始まりました。私たちは、本当に神の子とされたからこそ、「父よ」と親しく呼びかけることができます。

 ときには、自らの信仰を疑ってしまうことがあるかもしれません。でも、そこには自分の力で何とかしようとする誘惑が潜んでいます。そのような私たちに、神は、御子の霊を与えてくださり、どのようななかにあっても、私たちに「父よ」と呼ぶことを許しておられます。神は、この事実からも、私たちの信仰を確かなものとしてくださいます。神を「父よ」と呼べる幸せを感謝しましょう。

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