月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年6月18日(木)

1ヨハネ1章 神との交わり・聖徒の交わり

わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。(1ヨハネ1:3)

 神との交わりは、信仰によってキリストに結合した者に、キリストを介して、与えられるものです。そして、その神との交わりは、キリスト・イエスの心を心とすることによって、キリストと結ばれた信徒同士の交わりへと拡がっていきます。

 ですから、ヨハネは「わたしたちとの交わり」を持つことの大切さを語ります。これはパウロが「霊による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。…互いにこのことを心がけなさい。」(フィリ2章1〜5節)と語っているものです。聖徒の交わりと呼ばれるものです。

 主イエスは、父の栄光を現すことを喜ぶと共に、十字架を耐え忍び、隣人を愛して歩まれました。そこで私たちが主の足跡を踏むなら、神との交わりも聖徒の交わりも深まります。交わりを疎外するものは必ずありますが、それでも、罪の赦しに基き、キリスト者は交わりを求めます。これこそ神の喜ぶところとなり、神に栄光を帰すことになるでしょう。

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