月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年7月30日(木)

使徒12章 世界を照らす福音の栄光

こうして、ペトロは牢に入れられていた。教会では、彼のために熱心な祈りが神にささげられていた。
神の言葉はますます栄え、広がって行った。(使徒12:5,24)

 エルサレム教会に突然、火のような迫害が襲ってきました。使徒ペトロも牢に捕らわれて処刑前夜をむかえています。教会はペトロのために熱心に祈り続けました。神は、教会の祈りを聞かれ、ペトロを牢から救出してくださいました。

 十二使徒のヤコブが殺害されるような非常事態の中、教会は、殉教によって信仰の絆が強められ、また、ペトロの救いをも体験しました。そして、かえって、神の栄光はさらに強く明るくなり、推進力を増していきました。「神の言葉はますます栄え、広がって行った」のです。

 神の言葉の繁栄は、使徒たちや教会員たちの「主こそ真の王」という信仰に神が答えてくださったものです。教会は、キリスト者の幸いは、死に方で決まるのではなく、キリストを王として信じて生きたかどうかにかかっていることを確信していたのです。

 この信仰の確信を受け継ぐ教会は、どんな時にも聖書の神の言葉に従っていきます。神の栄光が地上を照らすことを信じて、神の言葉に結ばれて福音伝道に励みます。

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