月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年8月22日(土)

使徒23章 信仰による志

その夜、主はパウロのそばに立って言われた。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」(使徒23:11))

 今、パウロはエルサレムで捕らえられています。しかし、ローマへ行くということは、エルサレムへ来る前から、パウロが志していたことでした。「わたしはそこへ(エルサレムへ)行った後、ローマも見なくてはならない」(使19章21節)。これは、主が与えてくださった志です。主が望ませてくださったことであるなら、主が必ずそれを行わせてくださいます(フィリ2章13節)。主は、パウロが勇気を失うことをお許しになりません。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない」(11節)。

 反対に、人から出た志は、どんなに威勢が良くても、その場の成り行き次第です。パウロを憎んだ者たちは「陰謀をたくらみ、パウロを殺すまでは飲み食いしないという誓い」(12節)を立てました。しかし、この誓いが守られることはなかったでしょう。私たちに必要な志は、威勢の良い志ではありません。主が与えてくださる志です。これを与えられるためには、あくまでも神に忠実に従うことです(1節)。

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