月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月10日(木)

エフェソ2章 天の王座に着いて

事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。(エフェソ2:8-9)

 私たちは、「以前は自分の過ちと罪のために死んでいたのです。この世を支配する者、かの空中に勢力を持つ者、すなわち、不従順な者たちの内に今も働く霊に従い、過ちと罪を犯して歩んでいました」(1、2節)と言われます。

 では、今はどうでしょうか。「憐れみ豊かな神は、…罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし、…キリスト・イエスによって共に復活させ、共に天の王座に着かせてくださいました」(4〜6節、傍点筆者)。「天の王座に着かせてくださった」とは、将来のことではありません。私たちは、地上に生きながら、既に天の王座に着いています。地上の私たちは、信仰により、天上のキリストと結合しています。

 私たちは、この世と共に生きる者ではありません。キリストと共に生きる者です。三度も「共に」と語られています。もう既にキリストと共に世に勝利した者です。だからこそ、この地上にあっては、キリストの十字架を喜んで担い、キリストの後に従います。キリストと共に生かされている今を、感謝いたしましょう。

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