月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年10月11日(日)

詩編32編 主の赦しを受ける幸い

わたしは罪をあなたに示し
咎を隠しませんでした。
わたしは言いました
「主にわたしの背きを告白しよう」と。
そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを
赦してくださいました。(詩編32:5)

 自分の力で何でも解決することのできる人間が、現代の社会では、社会的に信頼のおける人間とされがちです。この傾向は、私たち一人一人に、問題を自分の努力で解決するように仕向けます。クリスチャンであっても、特別に大きな問題でない限りは、自分の力でさまざまな問題を解決すべきだと考えてしまいがちです。そのようにして、私たちは、神への信頼を軽視させるサタンの策略に見事にはめられています。

 主から離れてしまっていることにも気づかず、問題と格闘しているとき、この詩編が語るように「絶え間ない呻きに骨まで朽ち果て」るような息苦しさを抱え込むことになります。日照りで草木が萎えてしまうように、力を失ってしまいます。

 しかし、主を頼りとしなかった罪を主の御前にあらわにし、主から離れてしまっていた背きを告白するとき、主は私たちの過ちを赦してくださいます。主は、ご自身に立ち帰る者の隠れ家となり、災いを遠ざけ、苦難から守ってくださるお方です。信頼する者を慈しみで取り囲み、喜びの声をあげさせてくださいます。

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