月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年10月23日(金)

マルコ12章 生きている者の神

「『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』とあるではないか。神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。」(マルコ12:26-27)

 死んだらどうなるのかということについて、人びとは長い間、問い続けてきました。主イエスは、復活はないと主張するサドカイ派に対して、神がモーセに語られた言葉を示されました(出3章6節)。

 ここで主が明確に語っておられることは、アブラハムも、イサクもヤコブも生きているということです。彼らはこの時、既に死んでいます。しかし、生きておられる神が、アブラハムたちの神になってくださったとき、彼らは死んでも生きる者とされたのです。そして主は、神が私たちの神になってくださるとき、私たちも生きると約束してくださいました。たとえ地上のいのちが滅びても、神は私たちを手放すことはないからです。この神の愛を、主イエスの中に見出すことができます。

 主は十字架で死なれましたが、復活してくださいました。この復活のいのちが、今私たちに宿っています。そのことを信じるとき、死んだらどうなるのかということについて思い煩うことはありません。今既に与えられているいのちの幸いが、死を突き抜けてあなたを支えるのです。

コントローラ

Copyright (C) 2009 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.