月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月27日(金)

2テモテ3章 霊感された神の御言葉

また、自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。(2テモテ3:15-16)

 若い伝道者テモテは、幼い日から聖書に親しみ、この書物によって主キリスト・イエスへの信仰が養われ、救いに至る知恵が与えられてきました。まさに聖書は、いのちの言葉、神の御言葉です。

 聖書は、神を知らない者に神を示し、恵みを知らない者に恵みを教え、人生を見失った者に、生きる喜びと救いの確信を与えてきました。聖書が歴史の中で果たしてきた役割は、じつに驚嘆に値するものです。聖書こそ、神が人間に与えた最大の贈りもの、神が人類に与えた奇跡です。

 聖書は、著者の特別な才能によるのではなく、神の霊の導きの下に記されました。著者たちは、神から伝えられたことを誤りなく記すよう、神の霊の諭しと導きを受けました。これを「聖書の霊感」といいます。

 霊感された聖書の働きは、人の手になるどのような書物とも異なっています。聖書は、その読者を訓練します。聖書によって訓練された人は、真実に、心をこめて神に仕えるように「十分に整えられる」のです(17節)。霊感された神の御言葉を与えられている恵みに感謝しましょう!

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