月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月28日(土)

2テモテ4章 御言葉を宣べ伝えなさい

神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。(2テモテ4:1-2)

 「御言葉を宣べ伝えなさい。」それはパウロが弟子テモテに、何より心をこめて語りたかったことであると思います。「キリスト・イエスの御前で厳かに命じます」という、荘重な表現にも、パウロの深い思いが表れています。

 御言葉を聞くだけ、理解するだけ、恵まれてよかったと思うだけ、であってはいけないのです。伝道に、「折が良くても悪くても励みなさい」と命じています。時の良し悪しや、条件が整っているか否かに関わりなく、何が何でも宣教せよとの命令です。これこそが私たちキリスト者にとって、基本的なものの見方、考え方ではないでしょうか。

 御言葉を味わうことは、私たちの命です。それに劣らず重要なことは、御言葉に生きる私たちが、まだそれを知らない人びとに伝えることです。御言葉はキリスト・イエスの出現にかかわり、御国の完成にかかわる重大事です。御言葉を宣べ伝えること。宣教の使命に生きること。それは、日本の教会にとって、すべてに優先されるべき使命です。伝道なしに教会なし。それが私たちの合言葉です。

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