月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年12月15日(火)

出エジプト3章 召しに従う者と共におられる神

神は言われた。「わたしは必ずあなたと共にいる。このことこそ、わたしがあなたを遣わすしるしである。あなたが民をエジプトから導き出したとき、あなたたちはこの山で神に仕える。」(出エジプト3:12)

 神の召しに対して、モーセは「自分にはできない。自分はそういう人ではない」と思いました。モーセは、自分の力や自分の能力ばかり考えていました。しかし、神はそのようなモーセに「わたしがあなたと共にいるではないか。あなたがやるのではなく、わたしがやることだから心配することなく、わたしについてきなさい」と語られました。

 3章は、モーセ召命の場面であり、かつ、『わたしはある』という神の名が啓示される特別な章です。この二つは、結びついています。創世記に啓示されていた契約の神が、神に従うモーセに御名を知らせ、更に深い関係をモーセと結んでくださいます。

 召しの場面において、神はご自分をモーセに知らせ、モーセと共に歩んでくださることを約束されました。私たちは、神の召しを受けたとき、自分にはできない無理なことを強いられていると感じることもあります。しかし、使命を与え、従うようにとの神の召しは、神があなたとの関係をより深めたいとの願いから出ています。神の召しに従うなかで、神をより深く知る祝福と出会います。

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