月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月18日(月)

出エジプト13章 神は必ず顧みる

モーセはヨセフの骨を携えていた。ヨセフが、「神は必ずあなたたちを顧みられる。そのとき、わたしの骨をここから一緒に携えて上るように」と言って、イスラエルの子らに固く誓わせたからである。(出エジプト13:19)

 エジプトを出て約束の地カナンを目指すイスラエルの民を、神は、遠回りの荒れ野の道へと導かれました。それは厳しい道でした。イスラエルの民は「エジプトに帰りたい」、「なぜ私たちを連れ出したのか」とモーセに不平を言いました。でも神は、昼は雲の柱で、夜は火の柱でしっかりと民を守り、そして一歩一歩確実にカナンへと民を導かれました。

 それは神の約束に基づくことでした。神はかつてアブラハムにこの約束をされ(創15章14節)、ヨセフも、エジプトで死ぬとき、この約束を信じて「神は必ずあなたたちを顧みられる」と言ったのでした。神はこの約束を守ってくださったのです。

 私たちも人生の節々で神に不平を言うことがあるでしょう。しかし神は、私たちをも、一歩一歩、天国というカナンに導いてくださいます。主イエスを信じて神の民となった私たちにも、御国の約束が与えられています。私たちの歩む道が、荒れ野のような険しい道であっても恐れることはありません。神は必ず私たちを顧みてくださいます。神の約束を信じて、歩み続けましょう。

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