月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月28日(木)

フィリピ1章 苦しみの中にある恵み

あなたがたには、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです。(フィリピ1:29)

 パウロは今、イエス・キリストへの信仰のゆえに投獄され、苦しみを受けています。しかし、獄中から彼は、フィリピの教会の信徒たちに語ります。「生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています」(20節)と。パウロは、投獄されるという苦難の中にあっても、福音が宣べ伝えられることに、自分の希望を見出しています。

 私たちはキリストを信じていても、辛いことや悲しいことを経験します。それどころか、キリストに従って生きようとするとき、迫害を受け、苦しむこともあります。「私たちにはキリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです。」

 キリストは私たちを愛し、私たちのために苦しまれました。ですから、私たちもキリストのために苦しむとき、自分がキリストに結ばれ、キリストと共に生かされているという確信を持つことができます。キリストのために苦しむ日々は、主が共にいてくださることを深く覚えることができる恵みのときです。

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